We choose to go to the enchant MOON – UEI/ARC shi3zの日記 このプレスリリースが今週発表されましたが、せっかくラスベガスに住んでいて、実際にCESに行く予定なので、enchant MOONの内容を予想してみます。
- 独自のハードウェア
- OS
- コンセプト
- 対象ユーザ
- 機能
- 価格
サイズはタブレットサイズ、通常サイズのiPadくらいじゃないかなと。ハード的に一番近いのはNexus 10かな。
一から開発する時間はおそらくないだろうから、オープンソースベースのOSでしょう。タブレット最適化されてるオープンソースは、Androidか、WebOSでしょうけど、既にEnchant.jsが対応しているAndroidが優勢かなと思います。Nexusシリーズのように、普通にAndroidタブレットとしても使用できるのであれば、コンセプトに関わらず買いたいと思う人は多いでしょう。
コンセプトは、enchant.jsに準じたものになると思います。清水さんのブログを読んでいても分かりますが、教育に力を入れていることが分かります。なので、Nintendo DSの対抗となるような、”ゲームを遊ぶ”タブレットではなくて、”ゲームを作れる”タブレットになるのではないでしょうか?
MacやPCを触る以前の学生、つまり小中学生以下じゃないでしょうか。つまり、子どもがプログラミングを勉強したいと行ったときに、”これで作ってみな”と渡せるタブレットがあったらいいなと思います。
作成中のゲームリスト、ゲーム編集(前田ブロックでグラフィカルに編集可能、JSで記述できるIDE)、ゲーム用のアセットを作れる2D,3Dグラフィックエディタ、ゲームをサーバーにデプロイしてPC,Mac,iPhone,Androidユーザすべてに公開できる機能、もちろん一ユーザとして、他のユーザの公開したenchant.jsでのゲームをプレイできる機能もあるでしょう。
Nexus10が399ドルで、あれだけのスペックを積んでいるので、ディスプレイは1920×1080に格下げして、CPUももうちょっと安いものを積んで、$350、3万円くらいだったら、みんな飛びつくんじゃないでしょうか?これくらいのスペックだと、子どもがプログラミングする気をなくしても、Androidタブレットとして本を読んだり普通にゲームしたりできるから、便利でしょうし。
こんなタブレットだと、確かに子どもたちが”プログラミングをマスターして月に行く”大きな助けになるでしょう。iPadがまだ達成できていない、統合開発環境としての機能を、独自のハードウェアで達成して、プログラムを勉強したい子どもたちが、タッチパネルで、ブロックを組み立てるようにゲームを作れる、そんな時代が来たらいいですね。
清水さんのブログのファンとして、enchant.jsは使ったことないんですが、こんなタブレットが出たらいいなと予想してみました。