Touch Bar シミュレータをiPadに表示して使用できるアプリをリリースしました。

この度、J-Tech Creations, Inc.から、Macの操作をiPadで行うことができるアプリをリリースしました。Xcodeで表示されるTouch BarをiPad上に表示して、使用することのできる機能も持っています。

アプリのダウンロード先は以下の通りです。

説明ビデオは以下のものです。

Mac側でもアプリをインストールして、MacのTouch Barの情報を送信する必要があります。J-Tech Creations, Inc サイトからMac版アプリをダウンロードすることができます。

AppStoreでも配信できるようにするために、汎用の画面操作アプリとして作成しています。Touch Barを使用するためには、最新のXcodeを起動して、WINDOW -> SHOW TOUCH BAR から、Touch Barを表示する必要があります。ですので、常時使用するためというよりも、開発のテスト用という感じと思います。ただ、iPad ProをMagic Keyboardの前に立てかけると、まさにTouch Barつきキーボードのようにしようできるので、気に入っています。

Apple製のアプリに関しては、すでにTouch Barに対応したアプリがリリースされているので、MacBook Proの検討中の方や、iMacでも使いたいという方にはオススメです。

オープンソースで同様のアプリがありますが、こちらのアプリは公開されているAPIを使用して作成しているので、自分でソースをビルドせずに、あプリを実行することができます。ですので、使用の際はXcodeを起動して、Xcode内のTouch Barシミュレータを起動しておく必要があります。

既知の問題

  1. シングルタッチしか送れないので、マルチタッチコントロールはできません
  2. 画像を送っているので、レスポンスはネイティブのアプリのようではありません
  3. フルスクリーンになると、タッチイベントがうまく送られないので、操作がうまくいきません
  4. Karabiner Elementなどで、キーに割り込んでいる場合、画面の輝度を変えるなどの機能がうまく動かない場合があります。

面白そうと思われたら、ぜひ使ってみていただければと思います。

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