オススメ “Yes it is!” を略した、ウェブフレームワーク Yii が便利

きっかけ

自社用の簡易サイトを作成する必要があるので、PHPのフレームワークを選定してみました。CakePHPは以前にも使ったことがあったのですが、ACL(アクセスコントロール)の後付け感があり、操作が面倒だったので、別のものを探しました。そこで見つけたのが、以下の記事
The Best PHP Framework of 2011 | David Connelly’s Blog
ここで、一番に選ばれているYii Frameworkが、高速で効率的なフレームワークという事で、挑戦してみました。

Yii Framework

オススメその1:サンプルサイトを修正しながら作れる

まず、嬉しいのが、サンプルサイトを作成してくれる事。コマンドラインからサンプルサイトを作成すると、ログイン機能、静的ページ、コンタクトフォームを含めたサンプルサイトを作ってくれます。ログインに関しては、基本機能が、サンプルサイトに含められていて、それを、実際のテーブルに関連づけるだけで、セキュアーなログイン機能付きサイトを作成出来ます。


また、アクセスコントロールに関しても、コントローラーレベルで標準実装されており、誰でも使えるページ、ログインしていれば誰でも使えるもの、また、アドミンのみに許される機能など、簡単に設定することが出来ます。

オススメその2:[Gii] モデル、CRUDの作成を、ブラウザ上から出来る。

便利だと思ったのが、Giiという機能で、ブラウザ上から、接続したテーブルの名前を読み込ませるだけで、モデル、また、CRUD(作成、読み込み、更新、削除)の機能を持ったページを作成してくれる点です。そのさい、型だけではなくて、NULLを許容するものは必須から外したり、桁数も考慮してくれたり、バリデーション機能もついていたりするので、実際はそのまま使えないのですが、コピペでどんどんプログラムが作れます。

こんな感じで、基本プログラムが出来るので、それをコピペしながら、どんどんプログラムを作成出来ました。
これらの補助機能を使って、Admin, User機能付きの基本サイトを、3日ほどで完成させることが出来ました。また、詳細の機能をどのように作ったかなど書いていければと思います。