Asus Eee Pad Transformar に、日本語環境をインストールする

追記:これらの問題をほぼ解決する、よいIMEを見つけました。ほぼ満足、Asus Eee Pad Transformer にぴったりのIMEは、”NicoWnnG” で決まり。 | Zero4Racer PRO Developer’s Blog をご覧下さい。

Android 3.1 タブレット、Eee Pad Transformer には、初期状態で日本語入力環境が入っていなかったので、日本語IMEを入れてみました。

最初は，入れかたも分からなかったのですが、入れかたは、

1. Android Market から、IMEアプリをインストールする
2. Setting-Language&Input-Configure input methdsから、新規にインストールされたアプリを、入力として有効にする

の手順です。簡単なのですが、最初ちょっと悩みました。
それで、

• OpenWnn/Flick support – Android Market
• Simeji – Android Market
• Japanese IME Kaede IME V3 – Android Market
• ArtIME 日本語入力 – Android Market

の４つのIMEをインストールして試してみました。
しかし、これだ！という物が見つかりませんでした。
原因は、

1. 高さが低い

スクリーンショットを見ると分かりますが、高さが、全体の１／４にも満ちません。このため、キーボードが小さすぎて使い物になりません。設定で大きく出来るものがあるのかなと思ったのですが、残念ながら、今のところ見つかっていません。

2. 通知エリアがしたに来ているため、間違えてバッテリー残量が表示されることがある

Honeycombタブレットは、最下部にホームボタンなどのボタン、バッテリー残量、通知などがひょうじされるようになっているのですが、キー入力中に、この部分を触ってしまい、いらない通知が出てくる事がしばしば。

3. ボタンのレイアウトが微妙

これは、iPadに慣れているからというのも有るかもしれませんが、PCのキーボードと比べても違和感が有ります。Deleteキーがしたにある、全部に詰め込もうとしているため、AとZ、I、OのJと比べての位置などが、実際のキーボード、iPadのキーボードと違うので、文字のうち間違えがかなり多いです。

4. 変換機能がだめ

文節変換機能もあるのですが、長い文字になってくると、一単語として変換しようとするので、前の文字に戻る必要があるが、これが、タッチでは指定出来ず、
キーボード内の矢印を使用しないといけない

など、多くの問題が有ります。まだ、Honeycombタブレットが日本に少ないので、大手が参入していない事も有るかもしれません。ATOKは、６月に正式にAndroid版の参入を示しています。また、iWnn Plusという、Motorola Xoomに入っているIMEは、海外端末のEee Pad Transfomer(米国版)には、インストール出来ないというエラーが出ました。
iPad に入っているキーボードは、最初は結構たたかれましたが、レイアウト、打ちやすさ、変換精度など、なかなかの物で、現時点で、私は、コンピュータのキーボードの７割ほどのスピードで入力出来るようになりました。違いとして感じられるのは、iPadのキーボードに関しては、全てアップルの責任に有るという事です。ハードも、OSも、IMEも、アップルが作っているため、そのすべてがAppleの責任である、つまりだれかが文句を言う時にはAppleに文句を言えるし、Appleの技術者が社のプロダクトを良くするために努力する訳です。

しかし、Asus Eee Pad Transformerの場合は、ハードをAsus, OSをgoogle, IMEをそれぞれの開発者（個人の方もおられ、感謝しています）し、それぞれが、それぞれでいい仕事をしている訳です。しかし、それを全て管理する責任者がいないため、それぞれが最善を行っても、最高のものが出来ていないように感じます。

ぜひ、問題を修正する方法がありましたらコメント欄で教えてください！

これから，Androidタブレットの成長を見ていくのが楽しみですね。