Kobold2D とは
Kobold2Dは、iOSアプリを作るための2Dフレームワークで、基本構成はcocos2d-iPhoneで、それに数多くの拡張機能を追加したものです。追加された拡張機能は、
- Lua – Wax
- cocos3d
- cocos2d-extention
高速に動くスクリプト機能です。
cocos2d レイヤーに、簡単に3dオブジェクトを載せるための拡張です。
cocos2dを便利に使うための拡張クラスがたくさんあります。
メニュー、スライダ、ゲームパッドなど有ります。
@Seasons 氏作の、CCSlider も入ってます。
これらの機能が入っています。
また、たくさんのサンプルテンプレート(実際のゲーム形式)が入っているので、コードの真似をしながら、どんどん作っていくことも出来ます。

Macアプリで、テンプレートからのプロジェクト作成、アップグレードに対応しているのも嬉しいところです。

そして、作者は、cocos2d本の原作者、また、http://www.learn-cocos2d.com/サイトの管理をしている、Steffen Itterheim氏なので、サポートも安心です。

僕もぜひ使ってみたいと思い、Bata 3をダウンロードしてみました。
サンプルを動かしてみての注意点
Does Kobold2D work with the latest beta SDK? – Kobold2D™ 1.0 Documentation – Kobold2Dに有るように、Bata版でのテスト、サポートはいっさいしないという事です。実際、β版に関する話題はパブリックで出来ないので、仕方ないかもしれませんね。XCode 4.2での動作は保証していないとの事です。
AdHoc実行での注意点
わたしの環境で、AdHocビルドをしてみたのですが、ipaファイルが作成出来ず、アーカイブしか出来ない状況になりました。
iphone – XCode4 + iOS 4.3: “No Packager exists for the type of archive” – Stack Overflow
ここであるように、組み込んでいるライブラリのビルドオプションで、”Skip install” という項目が有り、この項目を全てYESに設定する事で無事にサンプルプログラムをビルドし、ipaファイルを作成し、iPhone Configration Utility でインストールすることが出来ました。

ちょっといろいろテストしてみたいと思います。