LinkedInとは。
LinkedIn – Wikipediaからの引用ですが、
LinkedIn(リンクトイン)は、2003年5月にサービスを開始したソーシャル・ネットワーキング・サービス、及び、同サービスを提供する企業。ビジネスに特化したサービスを特徴としており、2009年8月現在の登録ユーザーは全世界で4,500万人を超える[1]。
利用者の履歴書情報を中心とし、サービスの中で求人や商談を行ったり、専門家とコンタクトを取ることができる。
オフィシャルサイトLinkedIn – About Usを見ると、2011年1月時点で、
LinkedIn operates the world’s largest professional network on the Internet with more than 90 million members in over 200 countries and territories.
とあるように、9000万人、200以上の国と地域の個人が登録されているようですね。
私が始めたのは、ちょうど一ヶ月前の1月14日、始めた理由は、一緒に仕事をしているフリーランスの方の情報を見ているとLinkedInのリンクが有って、ログインしないと情報が詳しく見れないという事で作成しました。ちなみに、私は米国ラスベガスで働いているので、日本の状況と違う事を了承ください。
LinkedInが凄いと思った理由
要は、このサイト、ビジネスに特化していて履歴書などを管理することが出来るサイトです。私も、日本で求人している時に、リクナビNEXTなどで、履歴書を作成したりして、今でも、マッチする仕事がメールで送られてきますが、リクナビNEXTなどのサイトは、
仕事が決まってしまったら、見る事がなくなる
のではないでしょうか?わたしも、今の会社で働き始めてから、リクナビのメールを読むことはなくなりました。
LinkedInの違うのは、このサイトの注目点が、
仕事をしている、していないに関わりなく、自分の技術をアピールする
という事が主な目的な訳です。
LinkedInの内部ブログThe LinkedIn Blog » Level Up! How Millennials are Changing the Promotion Game «には興味深い表現がありました。
What is causing this dramatic shift? Are we seeing a more fluid workforce, where you are the brand and need to be proactive in the advancement of your career?
(訳:どんな変化が起きているでしょうか?労働人口の動きを見ていて、言える事は、あなた自身がブランドで、あなた自身が、将来のキャリアを見据えて、進歩していく必要があるという事です。)
という事です。”You are the brand”という所からのリンクでは、
The Brand Called You | Fast Company
この記事がリンクされていて、ここでは、
Today, in the Age of the Individual, you have to be your own brand.
(訳:現代は”個”の時代であり、あなた自身がブランドである必要があるのです。)
と書かれています。興味深い事に、これは、1997年の記事と書かれています。
ですから,このLinkedInでは、仕事を持っている人でも、もっていない人でも、自分のスキルはこれほどの物で、今はこの会社で働いているので、一緒に仕事をするパートナーを探しましょうという事が行われている訳です。会社と会社のリンクでつながっているというよりも、会社の中のスキルのある個人と、他の会社のスキルのある別の個人が結ばれて、仕事が成立する訳です。
私の場合も、LinkedInを始めて一ヶ月ですが、今週になって、数年前に仕事の面接に言ったものの、結局は一緒に働く事にはならなかった2社から、電話とメールで、LinkedInで見かけたんだけども、ちょっとプロジェクトについて話したいので、会いにきませんかとの話しが有り、ミーティングにいくことになりました。これまで2年間くらいは全然そんな話しが無かったのに、LinkedInを始めて1ヶ月で、ビジネスがどんどん進んでいく様子に私もちょっとビックリしたとともに、このサービスに感心したところです。
日本での展開は?
このアメリカでは積極的に使われているようである、LinkedInですが、日本ではいかがでしょうか?どうもいまいちぱっとしないみたいですね。LinkedIn – Wikipediaを見ると、
2007年9月には、デジタルガレージから、日本進出に向けてLinkedInとの協力に基本合意したことが発表されたが[2]、2009年8月現在、日本進出は実現していない。 2011年6月に日本語化予定
とあるように、日本ではまだあまり積極的に使われていないかもしれません。
特に、日本の大企業だと、企業の中の個人が積極的な個人アピール、ましてや、’個人をブランドとしてアピールする’という事はタブー視されているかもしれません。そのこともあり、twitterをされている多くの方も、実名を出したくても出せない状況で、ハンドル名を使用している方も多い事でしょう。その状況自体を変えることは出来ないので、多くの人には縁のないサービスかも知れません。
しかし、日本の状況も変わりつつ有り、特に、ここ数年のiPhone開発の方々のTwitterなどを見ていると、”個人をブランドとしてアピールしている”方がたくさんいるのは嬉しい事です。大なり小なり、これから日本も個人のアピール、ブランディングが、就職の決め手となる状況が到来してくることと思います。すでにプログラマ、開発者、クリエイターに関してはその波が来ていると言えるかもしれません。
積極的に使いましょう
特に、個人事業やフリーランスで仕事をしているiPhoneクリエイターの方々は、どんどん登録して、外国との仕事も視野に入れていくことが出来るのではないでしょうか?
LinkedInブログでは、特に今必要とされている職種に関して、
- iPhone
- Physical Therapy
- Hadoop
- Java
- Ballet
- Android
などの技術があげられています。これから技術の多様化、再編が予想される中、いつも新しい事を学び、チャレンジ精神を示していく事で、’自分自身のブランド化’またそこからもたらされる自分の所属している会社、企業の価値の向上を目指していくのはいかがでしょうか?
私のプロファイルページです。
Tomohisa Takaoka | LinkedIn
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