普通のiOSプログラマが OSX Mountain Lion クリーンインストール後に行った37+の作業一覧

はじめに

これまでしばらく使ってきたMacBookPro 2009が、熱暴走が発生したり、トラックパッド下のバッテリーが膨張したりして、動作が怪しくなってきて、いろいろ作業が遅くて滞るようになってきたので、仕事用に、MacBook Pro Retina モデルを導入しました。長く使いたいので、SSD512、メモリ16Gのカスタムモデルにしました。やはりSSD+QuadCoreは劇速ですね。ディスクのスピードは概算で4倍以上なので、すべての処理が倍以上早く感じます(ボトルネックがネットワーク速度の作業はそこまでかわらない)。
簡単にインストールする方法は、TimeMachineのバックアップからすべてデータを復元することなのですが、OSのクリーンインストールを、Snow Leopardの時から一度も行っていなくて、順調に動いていたのですが、今回はクリーンインストールを行うことにしました。
備忘もかねて、行った作業を書いておきます。順番は思い立った順なので、特にあまり意味はないです。

  1. クリーンインストール
  2. Macデベロッパーなので、MacDevCenterより、Mountain Lionのコードを取得。
    OS X Mountain Lion App (¥1,700)

    MacAppStoreからLionにダウンロードして上書きインストールするのに約4時間、インストールが終わると、復元ディスクがMountainLionになるので、復元ディスクから起動して、一度ハードディスクを削除してからインストールするのですが、復元ディスクにはMountain Lionのすべてのデータが含まれている訳ではなく、再度MacAppStoreからDLするので、これにまた5時間。ここが一番時間がかかりました。ディスクは、Case Sensitiveにしようかと思ったのですが、Adobe製品が動かなくなるのが怖くて、Case Insensitiveにしました。
    この記事を参考にしました:OS X Mountain Lion(マウンテンライオン)をクリーンインストールする方法 | 和洋風KAI
     

  3. Bluetoothキーボード、トラックバッドのインストール
  4. 僕のデスクは、サブテーブルを置いて、Bluetoothキーボード、マジックトラックパッドを常用しているので、起動後最初に行おうとしたのは、キーボードと、トラックパッドの移行でした。参考:自宅作業が多い方にオススメ!IKEA で作った快適自宅オフィス | Zero4Racer PRO Developer’s Blog でも、なぜかキーボードが繋がらない。

    The Pairing attempt was unsuccessful. Make sure your device is in range of this computer, turned on and “discoverable.” When ready, click Continue to try again.

     こんなエラーが頻発。ためしに、 MacBook Pro Retina Display SMC Update を実行しましたが、かわりませんでした。これには、再起動が必要でした。とりあえずつながらないので、電池を抜いて様子を見る。
    何度か試してもらちが開かなかったので、翌日にAppleStoreのGeniusを予約。いってみると、ジーニアスさんの回答は、「これ電池が弱ってるからだよ。おそらく。電池入れ直してからもう一回きて。」というものでした。その場で電池があれば確かめてよと頼んだものの、電池はないから、一回かえってから確かめての繰り返し。。。何回もかえってくるの面倒なんだけど。。。で、近くの電気店で、アルカリ電池を買って投入したら、なんと一発OKでした。Eneloopの電池は弱ってるのかな?どうも、discoveryモードは、どうも通常の動作よりも電源を多めに食うのかな?とりあえずキーボード、トラックパッドが無事使えるようになりました。

  5. トラックパッドの設定
  6. つづいて、トラックパッドの設定です。トラックパッドは、押し込んでクリックしなくてもタップでクリックできるのが好みで、Mission Controlに加えて、アプリのExposéもできる、Lionの設定を踏襲しました。
    設定1

    トラックパッド設定1
    トラックパッド設定1

    設定2

    トラックパッド設定2
    トラックパッド設定2

    設定3

    トラックパッド設定3
    トラックパッド設定3

    参考:Lionでの、トラックパッド設定をお悩みの方へ。設定全チェックで、4本指で Mission Control がお勧め出来る理由 | Zero4Racer PRO Developer’s Blog

  7. MacAppStoreから、アプリをインストール
  8. これは、これまで購入したアプリの履歴が、Purchasedタブで表示できるので、使いそうなアプリをさくさくインストール。主なものは以下の通りです。
    ドキュメント表示のDash
    Dash (Docs & Snippets) App (無料)

    いろいろ削除してくれるCCleaner
    CCleaner App (無料)

    開発用のXcode
    Xcode App (無料)

    iPadとBluetoothキーボードをシェアできるiKeyboard. 参考:これは便利!iPadとMacで実現する快適物書き環境 | Zero4Racer PRO Developer’s Blog
    iKeyboard App (¥850)

    写真をHDRで、印象的に加工する
    HDR Darkroom Pro App (¥850)

    Macでのメインツイッターアプリ Yorufukuro
    夜フクロウ App (無料)

    パスワード付きのファイルの解凍
    The Unarchiver App (無料)

    写真管理の iPhoto
    iPhoto App (¥1,300)

    パスワード付きのファイルの解凍
    StuffIt Expander App (無料)

    iPhoneから、Macのマウスの操作
    Mobile Mouse Server App (無料)

    テキストエディタ
    TextWrangler App (無料)

    SVGファイルを、Objective-Cファイルに変換 参考:AI-SVG がObjective-Cに変換できる、Qwarkeeがすごい!+きれいに拡大する方法 | Zero4Racer PRO Developer’s Blog
    Qwarkee App (¥3,450)

    PHPのサーバー開発のための Coda2
    Coda 2 App (¥6,500)

    Xcodeプロジェクト国際化対応ヘルパー
    Linguan App (¥850)

    グラフィカルに、Objective-Cのコードをデザイン参考:AI-SVG がObjective-Cに変換できる、Qwarkeeがすごい!+きれいに拡大する方法 | Zero4Racer PRO Developer’s Blog
    PaintCode App (¥8,500)

    Macから、iPhone構成を編集
    Apple Configurator App (無料)

    物書きに使えるエディタ
    Jedit X Plus App (¥3,900)

    iBooksの編集
    iBooks Author App (無料)

    FTPソフト
    Transmit App (¥2,950)

    Gitグラフィカルユーザーインターフェース
    SourceTree (Git/Hg) App (無料)

    追記:8/17/2012MacAppStoreの方のアプリはサンドボックス対応できないため、バージョンが古いです。Free Mac client for Git, Mercurial and SVN – Atlassian SourceTree からインストールし直しました。

    SVNグラフィカルユーザーインターフェース
    Cornerstone App (¥5,200)

    Cocos2dアプリデザイナ(画像管理)
    SpriteHelper App (¥1,100)

    Cocos2dアプリデザイナ(オブジェクトの配置の管理)
    LevelHelper App (¥1,700)

  9. KeyReMapForMacBookをインストール
  10. 英語キーボードを使用しているので、コマンドボタンの左を押したときに英語、右を押したときに日本語モードになるようにするために使用しています。また、キーリピートのスピードも設定できるので、通常の設定よりも数倍速くしています。このせいで、ほかのひとのマシンを触ると非常にのろく感じます。

    KeyReMapForMacBookの設定
    KeyReMapForMacBookの設定

    キーストロークの設定
    キーストロークの設定
    キーストロークの設定

  11. キーボードのボタンの設定
  12. 英語キーボードで、capslockと、ctrlの位置を置き換えています。これは、標準のキーボードの設定でできますね。

    キーボードの設定
    キーボードの設定

    また、functionキーと、コンピュータの操作キーですが、ファンクションキー優先にしています。
    ファンクションキー優先
    ファンクションキー優先

  13. LogmeInプラグインをインストール
  14. こちらは常時起動しているマシンをリモートでも操作するために入れています。
    Remote Access and Remote Desktop Software for Your Computer | LogMeIn

  15. MenuMetersをインストール
  16. Raging Menace – MenuMeters
    こちらは、タスクバーにメモリ、CPUの使用状態を表示するために使用しています。SSD+Quadだったら、あまり気にする必要ないかなという気もします。

    MenuMeters表示結果
    MenuMeters表示結果

    こんな感じの表示です。

  17. メールの設定
  18. メールは普通にアカウントの設定ですが、iPhoneのようにリストが表示されるのが嫌いで、SnowLeopardのようなリスト形式に表示する設定をしています。

    メールのクラシックレイアウト
    メールのクラシックレイアウト

    クラッシックレイアウトいいです。

  19. Synergyteleportをインストールして、マウスとキーボードの共有
  20. これは、今までのMacBookを、隣において、マウスとトラックパッドを共有しようと思ったのですが、今のところ、キーボードがうまく共有できていないので、後でまた試す
    追記8/8/2012出来ました!abyssoft – teleport というアプリで、一つのMacのキーボードとトラックパッドを共有できた。ジェスチャーが効かないのが若干残念。
    追記:8/10/2012 となりのMacも、Mountain Lionにアップデートしたら、ジェスチャーも使えるようになって大変便利!
    参考:1つのマウスとキーボード、トラックパッドで複数のMacを制御できる「teleport」の使い方。|MacWin Ver.0.7 というアプリで

  21. Twitterアカウントの設定
  22. これは、通知バーからtweetするために、twitterアカウント設定しようとしたけど、いまいちうまくいかなかった。

    Twitterアカウント設定失敗
    Twitterアカウント設定失敗

  23. 各種gitへの接続
  24. 会社、関連プロジェクト、githubと、それぞれ前のマシンから.sshフォルダ内のファイルをコピー、正しくchmod 600してあげるなど。これで、開発フォルダはコピーせずに、必要なときにgit cloneでOK.

  25. Homebrewのインストール
  26. MacPortsを今回はやめて、HomeBrewにしてみた。Pathの設定がこのリンクから
    Homebrewを快適に使うために設定してる4つのこと | Macとかの雑記帳

  27. Keychain.appから、iOS Developer と Distribution系のデータをエクスポート
  28. これは、以前のマシンのKeychainからエクスポートしたら、さくっとできました。p12ファイルの送信ですね。

  29. SVNの設定を移行
  30. これもgitと同じく、.subversionフォルダと、.sshの移行でよかった。

  31. Dropbox,SugerSyncをインストール
  32. 基本的なドキュメント関係は、この二つに分けてるのでこのアプリを入れて、アカウントを入れると、自動的にダウンロード。二つ使ってるのは、Dropboxのアカウントだけでは容量足りないからです。

  33. TweetBot for Mac をインストール
  34. これは、時々使うので。

  35. Yorufukuroの設定ファイルを、plistでまるまるコピー
  36. 夜フクロウの設定情報をMacBook ProからMacBook Airにコピーしてみた。 – オタしましょっ これを参考に、plistコピーで設定できた。yorufukuroは、単語検索タブを使っているので、その設定が移行できたのは助かった。

  37. CotEditorをWebからインストール
  38. MacAppStoreになぜかなかったので。以前はあったような。

  39. OnyXをインストール
  40. これは、隠しファイル常時表示のために入れました。時々メンテナンスもします。

  41. Skypeをインストール
  42. Skypeは、日本に電話をかけるときにいいですね。

  43. Google Chromeをインストール
  44. Flashサイト閲覧はしばらくこちらで行おうかなと。メインブラウザはSafariでやってみる。

  45. プリンタドライバのインストール
  46. Preferenceのプリンタを追加を押すと、ネットワークのプリンタを自動検出してインストール。スキャンのソフトは、Epsonからダウンロード。このときに、Java for OSX 2012-004もインストール

  47. TexturePacker(メールでコードきてた)
  48. スプライト作成ツールですね。これは便利です。TexturePacker – Create Sprite Sheets for your game! サイトからインストールして、購入したときのメールから、コードをインストールしてあんロック

  49. GlyphDesigner(メールでコードきてた)
  50. Glyph Designer – Angel Code Bitmap Font Editor – Like Hiero, bmGlyph – iPhone iPad iOS OSX Cocos2D Unity Sparrow Corona これは、cocos2d用の、テキスト画像作成ツールですね。これも購入時のメールから、コードをインストール

  51. Adobe Web Premium CS4 のインストール
  52. もとマシンの認証の解除の必要がある、MBPのDVDドライブをシェアしてインストール。この辺は不便を感じないですね。

  53. Microsoft Office
  54. 元マシンアンインストールした方が無難のようです。認証解除はないみたい。

  55. iWorks 09 DVDから
  56. iWorkは、MacAppStoreではなくて、DVDで買ってたので、それをインストールしてアップデート。

  57. Microsoft Lync
  58. 仕事の会議用のアプリ、SKYPEと基本機能かぶっています。複数人のビデオ会話ができます。

  59. AppViz 2 – アプリのダウンロード調査
  60. AppViz 2 – The best tool for monitoring your App Store sales 常に起動しておくと、順位などを自動で見に行ってくれます。気になることを見に行く時間の節約。

  61. AppStoreHelperのインストール
  62. このブログを書くために導入
    【30倍速い】iPhone/Macブロガー専用htmlジェネレータAppStoreHelperテスト版 | ひとりぶろぐ
    RubyCocoaは、インストールしなくても動作しているみたい。
    penchi.jp – AppStoreHelperのリンクシェア設定方法 ここから、Tokenの取得方法を調べました。

  63. TestFlightAppデスクトップ
  64. TestFlight » Dashboard これは、Archiveしたときに、即アップロードできる機能がすごく便利。

  65. Dockの設定
  66. とりあえず右において、隠れるようにしました。

  67. 共有設定
  68. 今のところは、イントラで共有するフォルダの共有設定くらい

  69. IME
  70. とりあえずことえり

  71. Timemachine
  72. これまで通り、TimeCapsuleに設定。

  73. AppCode
  74. これもメールにライセンスコードが添付されているので、インストールして、ライセンスを入れればいいかな。最近Xcodeばっかり使ってるので、久しぶりに使ってみるかな。AppCode EAP – Objective-C IDE – Confluence から、EAP版を入手

  75. Lita
  76. SQLiteファイルビューアー、マネージャ。Adobe Air上で動いているので、Adobe Airもインストール
    Lita – SQLite Administration Tool | David Deraedt

  77. Adobe Air
  78. Adobe – Adobe AIR あまり入れたくなかったけど、Litaの代替でよいのが見つからなかったので、Airもインストール。

  79. AppCleaner
  80. アプリをアンインストールするときは、このアプリで、関係するファイルを検索して削除 AppCleaner (Mac) – Download

  81. TODO: Pastebot
  82. Developer Color Picker
  83. Developer Color Picker で、色から、UIColorなどを作成できます。

    Developer Color Picker
    Developer Color Picker

まとめ(続き)

これで、一通り動くようになりました。クラウド化してるとはいえ、OSの内部に関わるものは、MacAppStoreに入れられないので、かなりのものは、サイトからのダウンロードですね。これで、最初の10時間のインストールプラス作業時間6−7時間でほぼ設定終わりました。ディスクでのインストールが必要なアプリは、MSと、Adobeという二大レガシーソフト企業ですね。

サイトのパスワードが、いちいち再入力しているので、ワンパスワードなど導入しとけばよかったかなと思いました。あとほかに必要なソフトは、困った段階でインストールしていけばよいかなという感じで。iTunesは、引き続き前のマシンにつないでバックアップさせようかと思っています。あとサイズの大きなiPhoto (バックアップディスクに、100GBのものがある)をいれるか、この際にApertureに移行しようかちょっと悩んでます。
また何か入れたら随時更新しようと思います。

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